『のだめカンタービレ VOL.4 (初回限定生産)』・のだめカンタービレ DVD-BOX

『のだめカンタービレ VOL.4 (初回限定生産)』


のだめカンタービレ VOL.4 (初回限定生産)
のだめカンタービレ VOL.4 (初回限定生産)
角川エンタテインメント
price : ¥3,701
release : 2007/07/06

【商品詳細】

プリごろ太マーチをのだめが口ずさむ〜。指揮者として一歩階段をのぼった千秋、ピアニストとして奔放な才能を持ちながらも、自分の天性に気づかない、のだめ。ふたりの未来を切り開く、2番目のステップ「ニナ・ルッツ音楽祭」。ドヴォルザークの5番、二日酔いバージョンから千秋の音楽祭は始まる。千秋、真澄ちゃん、峰、そしてのだめにとっての最初の試練となる第9話。音楽への愛が問われるわけだけど…。もうひとつの見どころは、マングースきぐるみが初登場する文化祭の第10話。まさに本作のキュートな一面が満載。夏から秋へ。音楽大学らしい日常的な一面(のだめが絡むと非日常になっちゃうんだけど…)が見られるDVDのVol.4。「さあ、行きますか。楽しい音楽の時間デス」。(志田英邦)

アニメはアニメで一長一短。

演奏シーンがいかんともしがたいという意見が多いようでそれには同感だ。アニメが動かないのは違和感を生む。
特別な演出意図が無い場合動きを静止画で見せるのは致命的に仕事をしていない証である。11話を見ていたら
演奏シーンに結構時間を費やしていた。そんなに悪くはなかった。手抜きを感じることがないとは言えないが、
千秋のモノローグが入る部分など演出意図が感じられた。流れている音楽(実際の時間)と止め絵による視覚表
現(心理的時間)とは敢えてずらされている。この場合の「動かない絵」には意味があった。私の場合は演奏場
面に期待しているわけではないし、音楽が聴きたくて「のだめ」を見ているのでもない。多少の手抜きは気にな
っても目を瞑れないこともない。ただ手を抜けば動画作品の「格」のようなものは得られないし、人それぞれ期
待しているものは違う。演出と手抜きとは明確に区別する必要がある。私は元々「のだめカンタービレ」自体が
原作から一長一短で高くは買っていない。ただ野田恵(のだめ)というキャラは嫌いじゃないし、川澄綾子が演
ると聞いて相当に期待していた。私にとっての「のだめカンタービレ」はコメディで、ギャグ作品としての面を
強調して楽しい作品にしてもらうことが望ましい。川澄綾子は期待を裏切らず、またもアヤコニストを魅了して
やまない。千秋役の関智一は、彼の声は好きだし大抵好意的に見ている(相良宗介など最高にイカしていた)が、
千秋は時折喧しい時がある。普段はいいが声を荒げたトーンが耳障りで、意図したヒステリックが癇にさわる時
が。11話まで見たところだが、コメディ的にはアニメ版「のだめカンタービレ」はそう悪くない。原作程度に
は面白いし、キャラのデフォルメ具合が尻つぼみになる原作の難点を回避できればそれ以上かもしれない。